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赤ちゃんは飲料水をいつから飲める?ミネラルウォーターや水道水よりおすすめは

人間の身体は60%が水分で出来ているので水分補給は大切ですが、赤ちゃんにとっては大人以上に重要で、発汗量が大人の2倍にも及ぶのでたくさんの水分補給が必要になってきます。

体内の水分量も赤ちゃんでは80%と高く、大人と比べて細胞外液の水分代謝がとても速いので、口にした水分はどんどん体の中を巡って排泄されていき、こまめに水分補給をさせなければ脱水症状に陥ってしまいます。

しかし大人のように水道水をそのまま飲んでしまうと、水道水に含まれている塩素(カルキ)やトリハロメタンなどの有害物質が発育に悪影響を及ぼす恐れがありますので、そういった意味でも大人より赤ちゃんの方が飲料水選びが重要になってきます。

特に重要視したいことは安全性だと思いますが、不純物が取り除かれていて、尚且つミルクの栄養を妨げないことやアレルギーを引き起こさないものを選ぶことが必要になってきます。

飲料水に不純物が含まれていると、不純物が原因となって下痢や便秘といった症状を引き起こしたり、場合によってはアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こしてしまう危険性があります。

特に最近問題視されている事として、水道水に含まれている残留塩素がアトピー性皮膚炎の原因になるという事です。

赤ちゃんの健康を阻害しないような安全性の高い飲料水を選ぶようにしましょう。

赤ちゃんは飲料水をいつから飲める?

昔は母乳やミルク以外に白湯を飲ませる事をしていましたが、今は母乳やミルクだけで水分補給もしっかり取れるという事で特に飲料水を飲ませる必要はないとされています。

しかし、夏場の暑い時や、お風呂上り、下痢や嘔吐をした後などは脱水症状を起こしているので、飲料水を飲ませても大丈夫です。

但し新生児の間は胃腸が未発達なので、飲料水は飲ませない方が良いです。

赤ちゃんに飲料水を飲ませる時期としては、生後3か月を経過して胃腸がしっかりと発達してからにしましょう。

注意点としては飲料水を飲ませすぎてお腹いっぱいになって、栄養がある母乳やミルクを飲まないような事がないように気を付けましょう。

赤ちゃんの飲料水は白湯から始める

白湯

一番初めに赤ちゃんに飲ませる飲料水でおすすめなのは、白湯になります。

白湯とは水道水であれば、煮沸させた後に人肌まで冷ます事で作れます。

水道水そのまま飲むよりもカルキが飛んでいる分角が取れて味がまろやかになっているので、飲みやすく安全性も増しているのが特徴です。

この時塩素(カルキ)やトリハロメタンをしっかりと除去するためには、蓋をあけた状態で15分以上煮沸させる必要があります。

注意点としては、10分程度の煮沸では塩素は飛びますが、トリハロメタンと言う発がん物質は逆に増える事です。

お鍋の蓋を開けた状態で更に煮沸させる事でトリハロメタンも除去出来ます。

また、水道水は塩素やトリハロメタン以外にも、配管内の錆や鉛、アルミニウム、アスベストなどの有害物質が含まれている事もありますので、浄水器を通したものを煮沸しましょう。

赤ちゃん用の麦茶も大丈夫

白湯以外でも、赤ちゃん用の麦茶であれば飲料水として飲ませて上げても大丈夫です。

メーカーによると生後1カ月から飲ませても大丈夫と記載していると事が多いようですが、もう少し成長してからの方が安心できるでしょう。

赤ちゃん用の麦茶は大人の麦茶とは異なり、薄めに作られています。

そのため、大人用の麦茶を半分の量に水で薄めて与えても大丈夫です。

麦茶はウーロン茶や紅茶と異なりカフェインが含まれていない上、適度にミネラルが含まれているので赤ちゃんの飲料水として適しています。

赤ちゃんの飲料水の量はどれくらいから始める?

生後3か月後ごろになって赤ちゃんに初めて白湯を飲ませる時には、スプーンで少量を口に入れる程度から始めます。

スプーンで小さじ一杯程度飲めば問題ないですし、赤ちゃんにとっては、母乳やミルク以外の初めての飲み物なのでびっくりして飲まないかもしれませんが、嫌がるようであれば無理に飲ませる必要はありません。

離乳食が始まって、母乳やミルク以外の物を口にするようになると自然に水も飲むようになってきます。

また、赤ちゃんが一日に飲む飲料水の量の目安としては、10kgまでの赤ちゃんで体重1kgあたり1日100mlになります。

例えば生後半年の赤ちゃんの場合は、体重がおよそ7.5㎏ぐらいなので、750mlが目安になります。

成長曲線(体重:女子)

赤ちゃんの飲料水の飲ませすぎは水中毒の原因に

赤ちゃんに水を飲ませるのは悪い事ではないですが、飲ませすぎると血液が薄められてナトリウムやカリウムなどが失われることで水中毒になるので注意が必要です。

水中毒とは

人間の腎臓が持つ最大の利尿速度は、毎分16mlであるため、これを超える速度で水分を摂取すると、体内の水分過剰で細胞が膨化し、希釈性低ナトリウム血症を引き起こす水中毒に陥り、痙攣や最悪の場合は死亡する事もあります。

赤ちゃんの飲料水にミネラルウォーターは使える?

また、飲料水で最も安全なものといえばミネラルウォーターがイメージされますが、ミネラルウォーターであればどんな商品でも安心という訳ではありません。

まず水には硬水と軟水の2種類の水が存在しているのですが、この2種類の大きな違いとはミネラルの量になります。硬水の方が水に含まれているミネラルが豊富で、軟水の方が比較的ミネラルが少ないものとなります。

大人であればミネラルが不足しがちですので、ミネラルが豊富な硬水を飲んだ方が美容や健康に良い影響を与えてくれます。

しかし、赤ちゃんにとって良いミネラルウォーターは軟水になります。赤ちゃんはまだ内臓が未発達ですので、硬水のようにミネラルの量が多すぎると体に悪影響を及ぼす恐れがあります。

そのため白湯を作る時にミネラルウォーターを使用しても大丈夫ですが、硬度には気を付けましょう。

硬度とは、カルシウムとマグネシウムの含有量によって決まるのですが、硬度120mg/l以上を硬水、120mg/l未満を軟水と言います。

内蔵が未発達な赤ちゃんに硬水は負担が大きいので、ミネラルウォーターを選ぶときは軟水にする必要があります。

ドラッグストアやインターネット通販では硬度が0mg/lの純水(ピュアウォーター)が販売されていますが、病気の赤ちゃんでない限りは特に純水にする必要はありません。

ミネラルウォーターを赤ちゃんの飲料水にする時には、電気ポットやケトルを使用出来るので、水道水よりも簡単に作る事が出来ます。

ちなみに日本国内で生産されているミネラルウォーターの多くは軟水ですので、大抵の商品は赤ちゃん用の飲料水として使うことができます。

しかし、海外産のミネラルウォーターの中には硬水のものもあったり、中に加熱殺菌をしていないミネラルウォーターもありますので、その点に関しても必ずチェックしておきましょう。

また、電気ポットやケトルを使用する時の注意点として、ミネラルウォーターはその日のうちに使い切る事と、電気ポットやケトルの内部も毎日しっかりと除菌する様にしましょう。

赤ちゃんのミルクに使用する飲料水

赤ちゃんのミルクに使用する飲料水も白湯同様、水道水をそのまま使用するのはお勧めできません。

浄水器を通した水をしっかりと煮沸して、トリハロメタンや塩素を除去してから使用するようにしましょう。

また、厚生労働省によると、ミルク調乳時の水の温度は、70℃以上にする必要があります。

乳児用調製粉乳の調乳に当たっては、使用する湯は70℃以上を保つこと。

調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄すること。

>>乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて

これは、サルモネラ菌やサカザキ菌から赤ちゃんを守るために必要な殺菌になります。

しかし、沸騰しているような熱々のお湯で溶かしてしまうと、粉ミルクに含まれているビタミンやミネラルが破壊されてしまうので、70℃~90℃くらいのお湯で溶かすのが最適と言えます。

水道水を使用するのであれば、沸騰させて15分間煮沸させた後に、少し冷ましたお湯で溶かします。

ミネラルウォーターを使用する場合も同様で、水が外気に触れる事で空気中の雑菌がミネラルウォーターに混入するので煮沸消毒は必要です。

ただし、トリハロメタンの心配はないので、沸騰したら少し冷ます事でミルクの調乳に使用する事が出来ます。

現在では水道水やペットボトルのミネラルウォーター以外に、ウォーターサーバーを使用する事でミルク作りが簡単になると人気が出ています。

ウォーターサーバーを使用したミルク作り

フレシャススラット

ウォーターサーバーを使用した場合の一番のメリットは、お水を沸騰・冷ますという手順を踏まなくても良いことです。

ウォーターサーバーの中は無菌状態を保っているため、お湯をそのままミルクの調乳に使用する事が出来ます。

サーバー内部の殺菌は、自動クリーニング機能が備わっていればボタン一つで行う事が出来ます。

また、赤ちゃんのウォーターサーバー.comで紹介していウォーターサーバーであれば、水が入っている容器内に空気が混入しないように工夫もされています。

そして、お湯でミルクをしっかりと溶かした後であれば、冷水を哺乳瓶に入れて冷ます事も問題はありません。

しかし、厚生労働省のガイドラインでは、「温水で溶かした後は流水で冷ますように」と記載されているのも事実です。

この判断基準は、ミルクメーカーやウォーターサーバーメーカーによって異なっているので、それぞれのホームページで確認をしましょう。

ウォーターサーバーのお湯の温度は通常80℃~90℃に設定されています。

また、最近ではフレシャススラットのように、70℃温水を使用出来るウォーターサーバーもあるので、よりミルクの調乳に適していると言えます。

ウォーターサーバーは、赤ちゃんのミルクや飲料水だけでなく、妊婦さんや母乳育児をされているお母さんの飲料水としても安全でおすすめですよ。

 

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亜紀

亜紀

はじめまして。助産師で、現在2人子供の育児をしているやまのうちです。
助産師の立場から、赤ちゃんの健康に直接影響を与える母乳やミルク、離乳食などについてご説明いたします。自身もウォーターサーバーで赤ちゃんを育ててきました。

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