白湯の作り置きは雑菌が繁殖するので注意

白湯の作り方
白湯の作り方はごく簡単で、水を鍋ややかんに入れてから火にかけて煮沸すればOKです。
この時の注意点として、水道水を使用するのであればトリハロメタンが発生するので、やかんの蓋を開けて10分~20分程度連続して沸騰させる事です。
そのまま飲ませますとやけどをしますので、ひと肌程度まで冷ました後で哺乳瓶へと移し替え、完全に冷たくなってしまう前に飲ませましょう。
大人が好む冷たい温度までに冷やしすぎたりしますと、体の発達が未熟な状態である赤ちゃんにとっては胃の負担が掛りますし、また母乳やミルクの満腹時に飲ませますと舌を出したりして受け付けないことから、タイミングをみながらあげましょう。
飲むタイミングとしては、気温が高い時や入浴した後に汗を掻いて水分補給の為に飲ませるのが適していますし、1歳ぐらいですと散歩や体を動かす運動や遊ばせた後に飲ませることもできます。
哺乳瓶だけではなくスプーンから飲ますこともできますが、慣れないうちは舌を出して拒否することもありますので、その場合は無理をしないでおきましょう。
ただ1回ごとに白湯を作るのが面倒だという人もおり、まとめて作って冷蔵庫に入れて冷やすということもありますが、時間が経過しますと雑菌が繁殖することもあることから、1日以上経ったものは再び煮沸しても飲ますことは止めておきましょう。
赤ちゃんの白湯には水道水が危険な理由
水道に付けるタイプの浄水器があれば水道のお水でも直接飲むことができますが、浄水器がない状態で白湯を作って赤ちゃんに飲ませるのにはちょっと抵抗があるなと感じている人もいて、生後間もない赤ちゃんは抵抗力が低いことから安全なものを与えたいですね。
確かに日本では水質検査が厳しくそれをクリアーして飲んでも安全と保証されていても、浄水器が付いていない水道水はカルキ臭いということで、大人でも直接飲むにはちょっと抵抗を感じてしまう人もいます。
それでも浄水器は性能が高い物は値段が高いということから、購入することができない人は白湯にしてから飲むようにしています。
1度水道水をやかんや鍋に入れて煮沸すれば、カルキ臭いのがなくなりますので安心して飲むことができますが、水道水を白湯にする場合でも作った後に何時間も放置してしまいますと雑菌が出ることもありますので、早めに飲むようにしましょう。
とくに赤ちゃんの場合は水道水で白湯を作って飲ませることは大丈夫ですが、すぐに飲ませるのが適しており白湯が余っていても時間が経過しますと水質が悪くなってしまうことから、余った分は大人が飲むことを心掛けておきましょう。
赤ちゃんの白湯について
生後間もない赤ちゃんの水分や栄養補給は、母乳またはミルクが主となります。
これは赤ちゃん自体が飲む力がなく、すぐにお腹がいっぱいになることからのもありますが、その分だけすぐにお腹が空いて間隔も短くあげる回数も多いことから、この時期は水を飲ませる機会がほとんどないです。
ただ生後1か月ぐらいになりますと季節によっては汗を掻くこともあり、脱水症状を防ぐためや入浴後の水分補給に白湯を飲み始めることがあります。
白湯を飲ませる理由としては先ほども書いたように水分補給も含まれていますが、その他には母乳やミルク以外の味を体験するためには白湯が一番適していることから、哺乳瓶や離乳食を始める前のステップとして馴染ませる為なのです。
ただ体の機能が未熟ということから、水道水やミネラルウォーターを直接飲ませるのにも抵抗がありますが、白湯の場合は1度煮沸していますので安心して飲ませることができます。
母乳育児を推奨している病院や産院では、この時期の水分補給は母乳のみでそれ以外のものを口にしないように奨めていますが、ただ病気や精神的なことで母乳を飲ますことができないということもありますので、万が一の為に哺乳瓶で飲ますことを体験させてみましょう。
赤ちゃんの白湯にウォーターサーバーがおすすめの理由
水道水をそのまま飲むことに抵抗がある人、また引越しなどで今まで住んでいた地域と比べて水が美味しくない人は、お水を安心して飲むことができないという不安もあり、ペットボトルの水を大量買いやウォーターサーバーと契約しないすることもあります。
確かに住んでいる地域によっては、水質には問題なくてもカルキ臭いなど感じる人もいますし、ミルクや白湯や離乳食を作る時にはキレイな水を使いたいから、ウォーターサーバーの契約をする家庭もあります。
ウォーターサーバーは、リラクゼーションのお店や飲食店、産婦人科などに置かれているから知っている人も多いですが、安心できる点といえば品質管理が徹底していることとフィルターにもこだわりがありますので、新鮮なお水を飲むことができます。
また水道水からは季節によって花粉や黄砂などの粉塵が入ってしまうこともありますが、その点に関してはウォーターサーバーはフィルターを通していますので、そういう心配が気にならなく安心して白湯を作って飲ませることができます。