赤ちゃんのミルクを電気ポットで作る時の方法とおすすめ3選!

ミルク作りのためにお湯を沸かしている ウォーターサーバー

赤ちゃんのミルクを作るのに、毎回やかんやお鍋でお湯を沸かすのは大変です。

しかし電気ポットでお湯を保温しておけば、赤ちゃんがお腹が空いたらすぐにミルクを作ってあげる事が出来ます。

最近ではミルクを作る最適な温度に調整出来る電気ポットもあるので、頻繁にミルク作りをするご家庭では重宝します。

但し電気ポットでミルクを作るためには、幾つか注意しなければいけない事もあるので、詳しくご説明したいと思います。

電気ポットでミルクを作る手順

ミルク

赤ちゃんのミルクを作る時には、衛生的な環境を整える事が何よりも大切です。

電気ポットを使ったミルクの作り方の手順としては、

  1. 電気ポットの内部を洗浄する
  2. 沸騰させて、70度以上で保温する
  3. 消毒済みの哺乳瓶に粉ミルクを入れる
  4. 哺乳瓶に電気ポットのお湯を定量入れる
  5. 乳首とフードを付けて、良く混ぜる
  6. 流水で人肌より少し熱い程度まで冷ます
  7. 手首の内側にミルクを垂らして温度を確認してから授乳

です。

赤ちゃんのミルクを作る時には、内部を清潔にしておく必要があるので電気ポットの掃除は不可欠です。

また粉ミルクの栄養素を壊さないためには、沸騰したお湯よりも少し冷ましたお湯の方が推奨されます。

しかし70℃を下回ると、粉ミルクに含まれている危険性があるサルモネラ菌やサカザキ菌と言った病原菌を殺菌できないので必ず70℃以上にしましょう。

また古いお湯はミルクの質を低下させるので、一日に一回は電気ポットのお湯を入れ替えるようにして下さい。

電気ポットは毎日内部の清掃を

洗浄

電気ポットをミルク作りに使用する場合は、定期的な水の入れ替え以外にも、内側の掃除を毎日習慣化することが肝心です。

大抵の雑菌や水垢汚れは、台所用の中性洗剤を付けたスポンジで擦れば落ちます。

最後に哺乳瓶用の洗剤で洗いなおす


 但し、通常の食器用洗剤は赤ちゃんの体に入ると有害です。

そのため中性洗剤を使用した後には手間ですが、もう一度哺乳瓶用の洗剤で洗い直すようにしましょう。

白い塊はクエン酸で落とす


 長期的に電気ポットの清掃を怠っていると、白い塊(水垢)が内部に付着しています。

この白い塊は水に含まれているカルシウムが結晶化したものです。

カルシウムを落とすには、酸性の「クエン酸」を使うのが効果的です。

電気ポットにクエン酸を入れて、お水を一番上の目盛りまで入れたら沸騰させれば綺麗に落とす事が出来ます。

最後に内部を哺乳瓶用の洗剤で洗い流しましょう。

電気ポットでミルクを作る時には軟水のミネラルウォーターを使用

ミネラルウォーター

電気ポットでミルクを作る場合に使用する水は、水道水ではなく軟水のミネラルウォーターの方が安全です。

水道水に含まれている塩素は赤ちゃんの体に有害ですし、沸騰させると発がん性物質のトリハロメタンになります。

トリハロメタンを除去するためには、蓋を開けた状態で10分程度沸騰させ続けなければいけませんが、通常の電気ポットではそれが出来ません。

カルキ抜きがあれば水道水でも大丈夫

但し最近の電気ポットには、「カルキ抜き」の機能が搭載された商品もあります。

沸騰させた状態を10分近く維持して、カルキを飛ばす機能ですが、これがあれば水道水を使っても問題ありません。

但し念のため、水道水にも浄水器を付けてより衛生的な水を使う方が良いでしょう。

ミルクにミネラルウォーターは使用出来ない?

育児書などを見るとミルクには「ミネラルウォーターを使用しないように」と記載がされている事があります。

しかしこの場合のミネラルウォーターは、「硬水」を指しています。

ミネラルウォーターには含まれているミネラル成分によって硬水と軟水に分けられます。

赤ちゃんの体は未発達なので、マグネシウムなどが多く含まれている硬水でミルクを作ると下痢などの症状を引き起こします。

そのため、必ず軟水のミネラルウォーターを使用してください。

ミネラルは電気ポットの白い塊に変わる

またミネラル分は電気ポット内側の汚れに変わるので、機器を衛生的に保つためにも軟水がおすすめです。

ミルクに使用する硬度の目安は、60mg/l以下になっているので、ミネラルウォーターを購入する時には必ずチェックするようにしましょう。

電気ポットのおすすめ機能

ミルク作りにおすすめの電気ポットは、

  • カルキ抜き
  • 70度以上で保温できる

の2つの機能が搭載してある事です。

カルキ抜き

水道水には、雑菌の繁殖を抑えるために塩素(カルキ)が投入されています。

日本の水道水の基準は世界的にみても厳しいですが、塩素に関しては水道水の質を保つために「最低0.1PPM以上」と決められていますが、最高濃度は決められていません。

そのため浄水場近くの水道水では、0.1PPM以上の塩素が検出されることもあります。

塩素を効果的に取り除くためには、蓋を開けた状態で10分程度沸騰する必要があり、その機能が「カルキ抜き」となっています。

赤ちゃんのミルクを作る時には軟水のミネラルウォーターがおすすめですが、水道水を使う場合にはカルキをしっかり飛ばしてから使うようにしましょう。

70度以上で保温できる

通常の電気ポットは、温度が90度以上に保温されますが、最近では70度~80度の温度で保温出来る電気ポットがあります。

高温のお湯で粉ミルクを溶かしても良いのですが、ミルクに含まれている栄養素の一部を破壊してしまいますし、人肌まで冷ますのにも時間がかかります。

またガラス製の哺乳瓶を使っていると、高温のお湯を注いだ時に哺乳瓶が熱くなり火傷をする事もあります。

適度に温度が低いお湯の方が、ミルク作りには便利です。

70度以上は粉ミルクの殺菌に必要な温度

「温めても人肌まで冷ますのだから、もっと低い温度でも良いのでは?」と考える方もいらっしゃると思います。

確かに粉ミルク自体は、40度程度のぬるま湯でも溶かす事が出来ます。

しかし70度以上のお湯でないと、粉ミルクに含まれる有害な菌を殺菌する事が出来ません。

特に怖いのが「サカザキ菌」でトウモロコシやキュウリ、レモンといった果実・野菜からも検出されることがあります。

1歳未満の乳児や未熟児、免疫不全児、低出生体重児は特にリスクが高くなり、「敗血症」や「壊死性腸炎」を発症する事があり、重篤な場合には「髄膜炎」を併発することもあります。

電気ポットを使う場合は、電源を切ったりしないで必ず70度以上の温度をキープするようにしましょう。

ミルク用電気ポットの容量はどれくらい?

一般的な電気ポットは容量が2~4リットルになっていますが、ミルクを作るための電気ポットの容量は2.2リットルくらいが使い勝手に優れています。

赤ちゃんが一日に飲むミルクの量は、

  • 退院~1ヶ月(新生児):80ml~120mlを1日に7回程度
  • 生後1ヶ月~2ヶ月:120ml~160mlを1日に6回程度
  • 生後2ヶ月~3ヶ月:120ml~160mlを1日に6回程度
  • 生後3ヶ月~4ヶ月:1日に200mlを5回くらい
  • 生後4ヶ月~5ヶ月:1日当たり200mlを5回くらい

となっていて、生後5か月の赤ちゃんでも一日に1リットル程度のミルクしか飲みません。

大きすぎる電気ポットは、電気代が高いだけでなく、内部を洗浄するのが手間ですし、外気に触れる面積が広くなるので衛生的にもお勧めできません。

ミルク作りにおすすめの電気ポット・ケトル3選!

では具体的に、ミルク作りにおすすめの電気ポットを3つご紹介したいと思います。

タイガー 電気ポット 2.2L バーミリオン 蒸気レス 節電 VE 保温 とく子さん PIJ-A220-DS


 電気ポットの定番ブランド「タイガー」のおすすめ商品が「とく子さん PIJ-A220-DS」です。

4段階(設定保温温度:98、90、80、70℃)の温度設定が可能で、カルキ抜きも付いています。

蒸気レスなので、湯気で火傷をする心配がなく、保温効果にも優れています

電動給湯ポット 2.2L 水位表示ディスプレイ 360度回転ベース 3段階保温温度設定 安全設計「カラだき防止」機能付き g004


こちらの電気ポットは、温度設定が99度、90度、70度の3段階で調整可能。

底のベース部分が360度回転するので、お湯を使うときに便利になっています。

再沸騰ボタンがあるので、カルキの量を減らす事が出来ます。

象印 電気ポット 2.2L 優湯生 ブラウン CV-GA22-TA


 電気ポットの定番「象印」でおすすめなのが、「優湯生」です。

用途に合わせて98度、80度、70度のお湯を使う事が出来ます。

内側はフッ素加工が施されているので、水垢などの汚れも簡単にお掃除する事が出来ます。

まとめ

電気ポットでミルクを作る時には、サカザキ菌などを殺菌するために70度以上のお湯を使い、内部は毎日掃除をしましょう。

ミネラルウォーターを使うのであれば塩素の心配はありませんが、水道水を使う場合には「カルキ抜き」機能が搭載されている電気ポットがおすすめです。

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