赤ちゃんにミルクはいつからいつまで飲ませる?目安は0歳から1歳だけど・・・

ミルクとフォローアップミルク フォローアップミルク

生まれた時からミルクや母乳を飲んでいる赤ちゃんですが、一体いつまで飲ませるのが良いのでしょうか?

粉ミルクに記載されている内容を確認してみると、

  • 育児用ミルクは0歳から1歳頃まで
  • フォローアップミルクは満9カ月頃から3歳頃まで

飲ませることを推奨しています。

つまり一般的には育児用ミルクであれば1歳まで、フォローアップミルクを使うのであれば3歳頃までとなります。

しかし大切なのは、「ミルクを何歳までに止めるか」ではなく、赤ちゃんの栄養補給がしっかり出来ているかです。

そこでこの記事では、ミルクを断乳・卒乳する時期と、ミルクがどれくらい持つのかについて詳しくご説明したいと思います。

ミルクを断乳・卒乳する時期

粉ミルクを飲んでいる赤ちゃん

離乳食が始まると、ミルクの量を少しずつ減らしていきます。

一般的には1歳の誕生日を目安にミルクを断乳・卒乳すると言われていますが、「絶対にいつまでに断乳しなければいけない」と言う決まりがあるわけではありません。

日本では1歳が目安ですが、アメリカでは2歳くらいまで赤ちゃんは母乳を飲んでいます。

早すぎる断乳は栄養不足になる

断乳の時期が早いのは、良い事のように言う方もいらっしゃいますが、早すぎる断乳には問題があります。

生後5か月~6か月ごろになると離乳食が始まりますが、始めのうちは10倍がゆなど、柔らかく栄養もあまりないものからスタートします。

そのため離乳食が進んでいないうちに断乳すると、赤ちゃんが栄養不足になってしまいます。

0歳の間はミルクを飲ませる

赤ちゃんが0歳の間は離乳食を食べていても、食事だけでは補いきれない栄養をサポートするという意味から育児用ミルクやフォローアップミルクを飲ませた方が良いでしょう。

離乳食の方が好きだからとミルクを急に飲まなくなる子もいますが、そんな時にはミルクがゆやぱんがゆを作ってあげます。

遅すぎる断乳は栄養過多になる

また母乳やフォローアップミルクであれば良いですが、通常の粉ミルクを1歳を過ぎても飲むのも考え物です。

母乳であれば1歳を過ぎたあたりから、栄養価値が落ちてきます。

またフォローアップミルクは、生後9か月~3歳の赤ちゃんに必要な栄養素を摂取出来るようになっています。

しかし通常の粉ミルクは、1歳を過ぎた赤ちゃんにとっては栄養成分が多すぎるため「栄養過多」になってしまい肥満の原因になります。

断乳・卒乳する時期は離乳食の進み具合で決める

断乳・卒乳する時期は、赤ちゃんがどの程度離乳食で栄養を取れるようになっているかで判断します。

離乳食が順調に進むと、生後1歳~1歳半くらいで「離乳食完了期」を迎えます。

1日3回の食事のリズムが整い、おやつも1日1~2回楽しんで食べるようになります。

離乳食で赤ちゃんに必要な栄養素の大半を摂れていれば、ミルクは栄養補助的な役割になるので断乳を考えても良いでしょう。

離乳食後期はフォローアップミルクに変えましょう


 離乳食後期の生後9か月~1歳になってしっかり食べているのなら、その頃にフォローアップミルクに変えてみましょう。

味がミルクと違うため嫌がる子もいますが、1歳前後の赤ちゃんに必要なたんぱく質や脂質、ビタミンなどの栄養素が含まれています。

牛乳よりもフォローアップミルクがおすすめ

牛乳

多くのお母さんは、フォローアップミルクを使わずに牛乳に切り替えます。

しかし、1歳頃の赤ちゃんにとって牛乳だけでは、体と脳の発育に必要な「カルシウム」や「鉄分」などのミネラルが不足しがちになります。

またメーカーによっては、魚に含まれている「DHA」を配合しているフォローアップミルクもあります。

魚料理は調理に手間がかかるので、ついつい食卓から敬遠されがちですが、フォローアップミルクを飲む事でDHAを摂取する事が出来ます。

価格だけで考えると牛乳の方が安いですが、赤ちゃんの成長のためにはフォローアップミルクの方がおすすめ出来ます。

フォローアップミルクはいつまで飲ませる?

フォローアップは3歳頃までと書かれていますが、特別何歳までと言う決まりがあるわけではありません。

そもそもフォローアップミルクを赤ちゃんに飲ませないお母さんも半数いますし、3歳まで飲ませているお母さんは全体の3.6%しかいません。

但し栄養面から考えると、2歳くらいまでは子供にフォローアップミルクを飲ませるがおすすめです。

「フォローアップミルク」はいつまで?より引用)

ミルクはいつまで持つ?

ミルク

このようにミルクを飲ませる時期は、赤ちゃんの成長度合いに合わせるのが適切です。

一方、ミルクを調乳した時に気なるのが「いつまで衛生的に飲ませる事が出来るのか?」ではないでしょうか。

厚生労働省が推奨しているミルクの保存方法は、

  • 調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄すること
  • 調乳後の粉ミルクは冷蔵庫(5℃ 以下)で 24 時間まで保存できる。

の2点です。(乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて

調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄

赤ちゃんのミルクにはたくさんの栄養素が含まれているため、雑菌が繁殖し易い環境にあります。

また、赤ちゃんの抵抗力は大人と比べると半分以下しかないと言われています。

そのため、本来であれば作り置きをしないで、衛生的なミルクを飲ませる直前に調乳するのが一番おすすめです。

空調設備が整っているのが前提

厚生労働省のガイドラインによると、一度調乳したミルクでも、2時間以内であれば赤ちゃんに飲ませて大丈夫となっています。

但しこのガイドラインは、医療機関向けに配信しているものなので、空調設備が整っているのが前提となります。

赤ちゃんがいると、温度や湿度に気を配っていると思いますが、夏場などは2時間待たずに廃棄する事をおすすめします。

また赤ちゃんが一度でも口をつけたものは、ばい菌がミルクの中で増殖してしまうので必ず廃棄する事です。

調乳後の粉ミルクは冷蔵庫(5℃ 以下)で 24 時間まで保存

新生児の間は、昼夜を問わず2時間~3時間おきに授乳をする必要があります。

そのため、ある程度作り置きをして夜間の授乳に備える方法があります。

そういった場合には、雑菌や病原菌が繁殖しにくい5℃以下で保存をして、授乳する時に湯煎で温めるようにします。

また5℃以下で保存していても、24時間経過したミルクは必ず廃棄するようにします。

ウォーターサーバーで簡単に調乳できる

ウォーターサーバー

出来るだけ楽に衛生的なミルクを作る方法として、ウォーターサーバーを使う方法があります。

コスモウォーターやフレシャスと言った天然水で有名なウォーターサーバーのメーカーでは、いつでも衛生的なお湯と冷水を使えるように工夫がされています。

育児用ミルクはお湯で溶かして流水で冷ますのですが、1分もあればミルクを作る事が出来ます。

また、フォローアップミルクではお湯と冷水を混ぜて作っても大丈夫なので、30秒もあれば誰でも簡単に調乳する事が出来ますよ。

まとめ

育児用ミルクは0歳から1歳頃まで、フォローアップミルクは満9カ月頃から3歳頃までが目安の時期となっています。

ミルクをいつまで飲ませるかは、何歳と言うよりも離乳食を3食食べて必要な栄養素を摂取出来ているかで決めます。

ミルクは調乳後2時間(冷蔵保存で24時間)持ちますが、それを超えたら廃棄しましょう。

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