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ミルクは薄めて飲ますのは止めて!便秘や痔になったり腎臓に負担がかかる

 2018/02/04 フォローアップミルク ミルク 白湯 飲み物
この記事は約 8 分で読めます。 12,369 Views
ミルク

ミルクは適切な量をきちんと与えていくということが大事ですが、健康診断で太り気味であったり体重が多めであることを指摘されるようなこともあればミルクを少し薄めて与えてみようと考える人もいるものです。

あるいは、水分補給で白湯を飲ませようとしたときに、あまり飲んでくれないからと飲みなれた母乳やミルクを混ぜるお母さんもいます。

ですがミルクを薄めることによって下痢になったり体に負担になってしまうことも多いのでやめましょう。

薄いミルクは浸透圧の関係で腎臓に負荷がかかり、便秘や痔の原因に!

薄いミルクのように低い浸透圧の水分を沢山飲ませることは赤ちゃんの体に必要以上に水分が入るので、未熟な赤ちゃんの腎臓に必要以上の尿を作らさせることになり、腎臓に負荷をかけてしまいます。

また、本来育児用ミルクの浸透圧は、体内と同じになっています。(赤ちゃんの体内の濃度とミルクの濃度が同じ状態)

しかし、そこに薄いミルクを飲ませると、体内の濃度よりもミルクの濃度が低くなるので、ミルクの水分が体内にドンドン吸収されてしまいます。

その結果、ミルクの水分がなくなってしまい、体内に残るのはカチカチのうんちになってしまいます。

カチカチのうんちは便秘の原因になりますし、それが慢性化するとになる事もあります。

下痢が続く場合は、一時的にミルクを薄めても良い

逆に赤ちゃんが下痢をしている時には、母乳であればしっかり飲ませてあげたり、白湯を少しずつ飲ませるのも良いでしょう。

ミルクの場合は、少し薄める事で腸の負担を減らす事が出来ます。

しかし、赤ちゃんが薄めたミルクを嫌がって飲まない時にはすぐに中止をする事です。

薄いミルクを飲まないという事は、赤ちゃんがその味を嫌いになっているという合図です。

何度も嫌いな飲み物をあげていると、下痢が治って普通のミルクの濃さに戻した時にも飲まなくなる可能性があるので注意が必要です。

ミルクで下痢が続く時には乳糖不耐性を疑う

母乳の赤ちゃんでは大丈夫ですが、ミルクを飲んでいる赤ちゃんで風邪が治っても下痢だけが続いているケースがあります。

この場合は、「乳糖不耐性」になっている可能性があります。

乳糖不耐性とは、ミルクに含まれている乳糖を上手く分解出来ない事を指します。

風邪などで一時的に腸の粘膜が不調になり、乳糖を分解できなくなっているケースがほとんどで、ある程度日にちが経つにつれて自然とまた分解出来るようになりますが、その時だけでも乳糖不使用のミルクに変えた方が良いでしょう。

肥満気味の場合は、ミルクの量を少なく

ミルク

太ってしまうのが心配なのであれば、薄めるのではなく与える量を少なくても我慢できるようにしましょう。

新生児のミルクの量1回分の目安

  • 生後0日~7日…生後日数×10ml+10ml(例:生後5日の場合、50ml+10ml=60ml)
  • 生後7日~2週間…80ml~100ml
  • 生後2週間~1ヶ月…100ml~120ml

特に新生児の間は、満腹中枢が発達していないので、目の前におっぱいがあると条件反射で吸いつく「吸てつ反射」と言う生理的反射があり、飲めるだけ飲む事で太り気味になる事があります。

特に母乳育児をされているお母さんの場合、どれだけの量を赤ちゃんが飲んでいるかを把握しにくいために、泣くたびに「もっとミルクを飲ませなきゃ!」と思っちゃいますよね。

満腹中枢の未発達によるミルクの飲み過ぎは、成長とともに落ち着いてくるものですが、健康診断で指摘された場合は、量を少なくするように心がけましょう。

母乳のお母さんの場合は、どれだけ飲んだかを定期的に測れるようにベビースケールを活用しても良いですよ。

ミルクだけが泣く原因ではない

泣いている赤ちゃん

赤ちゃんが泣くと、「お腹が空いたのかな?」とついついミルクをあげるお母さんも多いと思いますが、赤ちゃんが泣く原因はお腹が空いた時だけではありません。

逆にお腹が膨らみ過ぎてくるしかったり、便秘や下痢などをしているかもしれません。

オムツが濡れていたり、部屋の温度が寒すぎたり・暑すぎたりしても泣いて訴えます。

赤ちゃんの成長速度は個人差があるので、多少ミルクを多く飲むからと言って心配し過ぎる必要はありません。

赤ちゃんがミルクを飲み過ぎているケース

しかし、新生児なのに一日に1000mlを大きく超えたり、ミルクを飲んだ後に嘔吐するようであれば飲み過ぎと考えて下さい。

それ以外にも、口に乳首をしっかりと含ませているにも関わらず、口からミルクが溢れるようなケースでは、哺乳瓶の乳首のサイズがあっていないために、飲み過ぎている可能性があります。

成長に合わせた乳首にするように注意してください。

ミルクを飲み過ぎているサインとしては、

  • ミルクを頻繁に吐く
  • 下痢もしくは便秘になっている
  • 授乳中にミルクが口から漏れている
  • お腹がパンパンに膨らんで苦しそう

があるので、ミルクの量が気になる方はチェックして見て下さい。

下痢や便秘が続く時は、水分補給と医療機関の受診を

病院の診察

下痢の時に心配になるのは脱水症状ですが、脱水症状も子供だと分かりにくいことがほとんどなものです。なんとなく元気がなくぐったりとしていたら脱水症で危険な状態になっているような時もあると思われるでしょう。

ですからそうした時は無理に栄養を与えようと薄めたミルクにいくのではなく、白湯などを少しずつ与えるようにもすることが大事です。

あまりに冷たい水だと胃や腸をびっくりさせてしまうこともありますし、与える時は適量を少しずつゆっくりと与えるようにするということを心がけすると良いと考えられます。

ミルク以外で栄養を取ることができないような時であれば無理に食べることや飲むことに頼らず、医療機関の点滴に頼るというのも良いでしょう。

点滴で栄養を取ることでお腹の調子が早くに回復していくということもあるからです。そして点滴をすることによっていつも医療機関の人の目があるので大人も安心できるということがあるでしょう。

ミルクが原因だと分かっている時であれば自然に良くないものを断つことで元気になっていくようなことも多いですが、人それぞれ回復にかかる時間は異なりますし、もともと体の調子が悪くて体調不良だったのであれば自然で治すよりも頼れる機関のお世話になったほうが良いということもあります。

ミルクの飲み過ぎ対策はどうすれば良い?

ミルクを飲み過ぎている場合、ミルクを飲むことばかりに気がいかないように他に気を紛わせることができるものを探してみても良いでしょう。

おしゃぶりを使う

昔ながらの方法ですが、満腹中枢が未発達な新生児には有効な方法です。

口に何かを含んでいると安心感も得られるので、落ち着く赤ちゃんも多くいます。

哺乳瓶の乳首のサイズや形を変える

哺乳瓶の乳首

ミルク育児をしている場合は、哺乳瓶の乳首を変えてみるのがおすすめです。

乳首のサイズをひと回り小さくしたり、丸穴の乳首をクロスカットやY字カットにする事で飲む量を減らす事が出来ます。

基本的に新生児は丸穴でないと、吸引力がないので飲めないですが、少し成長してきたら検討して下さい。

赤ちゃんが吸っても少ししかミルクが出てこないので、長く時間をかけてミルクを飲むようになります。

また、飲み疲れてそのまま寝てしまう事もあるかもしれませんが、一日のミルクの量をしっかりと飲めているようであれば、問題ありません。

>>哺乳瓶の乳首の種類と選び方

白湯を飲ませる

白湯

白湯は必ずしも飲ませないといけないものではないですが、ひたすらミルクばかり飲んで体重が増えすぎた赤ちゃんにはあげてみても良いでしょう。

水道水や浄水器を通しただけの水道水では、残留塩素やトリハロメタンなどがどうしても残ってしまいます。

市販のミネラルウォーターをレンジで温めたり、ウォーターサーバーの温水と冷水を混ぜて白湯を作るようにしましょう。

フォローアップミルクに切り替える

和光堂が出している育児用ミルクと、フォローアップミルクのカロリーを比較すると、

  • レーベンスミルク(育児用ミルク)「はいはい」:518kcal
  • フォローアップミルク「ぐんぐん」のカロリー:474kcal

とフォローアップミルクのカロリーの方が低くなっています。

離乳食を3食取れている場合は、基本的な栄養素は離乳食から取れているので、ミルクからフォローアップミルクに変えても良いタイミングです。

数字だけ見ると大して差がないように見えるかもしれませんが、赤ちゃんにとっては大きなカロリーの違いなので、9ヶ月ごろになっても肥満体系であるならフォローアップミルクに移行してみましょう。

歩き出すと痩せてくる赤ちゃんも多い

新生児で寝ている時間が大半の赤ちゃんの時は肥満気味でも、歩き出すとみるみるうちに痩せてスリムになる子供もたくさんいます。

特に男の子は、歩き出すと嬉しくって部屋中を走り回る子が多いので、運動量も多く幼稚園に入るころにはすっきりとした体形になる事も多いですよ。

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亜紀

亜紀

はじめまして。助産師で、現在2人子供の育児をしているやまのうちです。
助産師の立場から、赤ちゃんの健康に直接影響を与える母乳やミルク、離乳食などについてご説明いたします。自身もウォーターサーバーで赤ちゃんを育ててきました。

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