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羊水を増やすにはどうすればいい?羊水が増える時期は?

赤ちゃん

子宮内にある羊水は妊娠時に重要な役割を果たします。赤ちゃんは子宮内に羊水があるおかげで外部から圧迫されてもダメージを受けずに過ごすことができます。子宮内で赤ちゃんが動きやすいのも羊水があるからです。

赤ちゃんは羊水を飲んで尿を出していますし、羊水には成長因子が含まれます。

成長因子は特定の細胞の増殖を促すタンパク質ですが、赤ちゃんは成長因子を肺や腸にしみこませて誕生後の準備をしているのです。

胎児の段階から事前に準備しておくことで、生まれてから呼吸をしたり栄養の吸収がスムーズにできるようになります。

羊水が減る事による悪影響

妊婦検診で「羊水過少症」と言われた妊婦さんも多いのではないでしょうか?

羊水は赤ちゃんの健康状態をチェックできるバロメーターであり、減ってしまうと赤ちゃんの状態を心配します。

羊水過少症になることでお産の際にへその緒の圧迫がおきやすくなりますし、帝王切開の可能性も出てくるので、分娩誘発なども検討されることになります。

検診のときに医師が体重と一緒に羊水の検査をしているのは、赤ちゃんの健康状態を確かめるためでもあるのです。

妊娠した女性の中には羊水過少症に悩む人もいます。

通常、羊水の量は、妊娠10週で約30ml、20週で約350mlと妊娠週数を重ねるとともに増えて、30週前後頃には約700~800mlに達します。

妊娠30週目だと通常は700mlから800mlぐらいは羊水がありますが、何らかの理由で極端に少なくなると羊水過少症と診断されます。

羊水の診断方法

診断方法は、主に超音波測定器で子宮内壁の距離を測って診断します。

超音波を使った方法では、MVPとAFIがよく知られています。

MVPによる羊水検査

MVPは、超音波を使って子宮内壁から赤ちゃんの体までの距離を測定する方法です。

距離が最も長くなっている部分の数値が2cm未満の場合は羊水過少であると判断されて、逆に8cm以上の場合は羊水過多となります。

AFIによる羊水検査

AFIはお腹を4つに分け、それぞれの部位で子宮の最大深度を測定して評価を行います。

子宮の最大深度は、お腹から子宮内壁までを垂直に測定して出す距離のことです。基準となる数値は検査する施設によって異なることもありますが、一般的には5cm未満の場合に羊水過少となり、24cm以上では羊水過多と判断されます。

最近ではMVPよりもAFIの方が多く行われています。

羊水が少なくなる原因

羊水が少なくなってしまうのには、赤ちゃんに原因がある場合や、お母さんの病気が原因になる場合があります。

羊膜が破れ前期破水が起こっている

羊水過小症の約半数は、前期破水が原因と言われています。

通常であれば赤ちゃんを包んでいる羊膜は閉じているのですが、何らかの要因で羊膜に穴が開いてしまい、羊水が羊膜から流れ出してしまう事で羊水の量が減ってしまいます。

妊娠後期で陣痛が始まり破水するのは正常ですが、前期破水は出産の準備が整っていない状態で破水してしまっています。

妊婦全体の5%~10%は前期破水になるので、決して珍しい症状ではありません。

胎児の腎臓機能に異常がある

胎児はお腹の中で羊水を飲んでそれを消化して、羊水に尿として排出します。

しかし胎児の腎臓に障害があると、飲んだ羊水を適切に排出する事が出来ないために、羊水の量が減ってしまいます。

胎児の染色体異常

胎児の染色体に異常がある場合、尿の生成が出来ずに羊水の量が減る事があります。

お母さんの病気

妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群、あるいは腎炎などにかかっていると、「胎盤機能不全」となり胎盤の機能が低下してしまう事があります。

胎盤の機能が低下してしまうと、胎児に血液や酸素が十分に行き渡らなくなり、成長が阻害されてしまう事で羊水を飲んだり尿として排出する事が満足に出来なくなります。

それ以外の原因

それ以外にも血液が不足していたり、ウイルスに感染するなど母体が原因であるケースもありますし、全く原因が分からない場合も結構あります。

羊水を増やす方法

羊水を増やすにはどうすればいいか治すにはどうすればいいか悩む人もいますが、実は根本的な治療法はないのが現状です。

しかし少しでも胎児の状態をよくするために、以下のことを心掛けるようにして下さい。

安静にしてストレスをためない

羊水過小症になったら臍帯からの血流を出来るだけよくするために、横になってストレスをためないことです。

母親のストレスはお腹の中の赤ちゃんにも伝わるので、なるべく心配をせずにリラックスして過ごすことが大切です。

どのようなケースであっても、主治医とよく相談して十分に説明を聞いてから治療を受けましょう。

水分補給をしっかり取る

また、水分補給も重要で、普段から水分摂取が不十分な妊婦は少しずつ水を飲む量を増やしていきましょう。

増やす量は人によって異なりますが、1日に2リットルくらいは必要になります。

急に増やすと飲めない人もいるので、少しずつ量を増やすことが大事です。

生姜で血液の流れを良くする

赤ちゃんが快適に過ごせるように羊水を増やす方法として、食生活に注目する人もいます。

ひとつは水血液の循環をよくして酸素を増やし、その結果羊水を増やすことを目指す方法です。

人気があるのは生姜で、生姜には体を温めて血液の流れをスムーズにする効果が期待できます。

タンパク質を意識して摂取する

タンパク質の摂取も重要で、豆類や魚介類、肉類など、質の良いタンパク質をバランスよく摂取することが大切です。

食欲がなくてタンパク質が摂れない場合は、プロテインを利用する人もいます。

プロテインは牛乳などに混ぜて飲むことができるので、食欲がないときに便利です。

鉄分を補給する

妊婦は鉄分が不足しがちなので、鉄分の補給も重要です。血液には酸素を運ぶという役割があり、酸素を運ぶには鉄分が必要になります。妊娠中は体内に水分をためやすくなります。貧血になる女性も多いので、鉄分の補給は欠かさないようにします。

妊婦が出来る事は食生活・生活習慣の見直しだけ

羊水過小症になった時、妊婦ができることは、食生活や生活習慣の見直しだけです。

栄養バランスを考えて食事を摂取すれば、赤ちゃんにも必要な栄養を十分に届けることができます。栄養が十分に届けば赤ちゃんの健康にも良い影響を与えることができます。

現在は高度な技術により様々な検査ができ、優れた治療法もあります。

妊娠している女性は健康な赤ちゃんを産みたいため様々なところで気を使ってしまう人が多いですが、心配や不安が多いと食欲がなくなったり睡眠不足になったりして体には良くないです。

信頼できる産婦人科の医師を見つけたら医師の指示に従って検査や治療を行い、出産まではおだやかな過ごすことが大事です。

産婦人科医はお産の専門家で、これまで多くの妊婦を診察しています。

問題があればすぐに適切に対処してくれるので、任せていれば安心です。最近は妊婦中の心のケアまでサポートしてくれる産婦人科も多くなり、不安になったときは相談に行く女性も増えています。

ウォーターサーバーやミネラルウォーターで綺麗な羊水を増やす

医学的に「これをすれば羊水が増える」と言う方法はありませんが、羊水の状態を良好に保つためには、食生活を整えてストレスを掛けない事です。

また、妊婦さんが飲む飲料水がそのまま赤ちゃんの体を形成したり、羊水となるので、安全性の高い水を補給する事は大切です。

ミネラルウォーターであれば加熱処理をしている国産の水が良いですし、ウォーターサーバーであれば出産後のミルクにも使用出来るメーカーがおすすめです。

特に受精後すぐの胎児は実に99%が水分で出来ているうえ、羊水の99%も水です。

胎児の成長に欠かす事が出来ない水は安全性の高いものにするようにしましょう。

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亜紀

亜紀

はじめまして。助産師で、現在2人子供の育児をしているやまのうちです。
助産師の立場から、赤ちゃんの健康に直接影響を与える母乳やミルク、離乳食などについてご説明いたします。自身もウォーターサーバーで赤ちゃんを育ててきました。

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